「特待生って大変じゃない?」
「特待生だからって……」
「庶民のくせに……」
そんな言葉が聞こえたような気がするけど、あんまり気にはしない。
別にめんどくさいし。
反抗的な態度とるとまたうるさいし。
あぁ〜。図書室を本来の目的で使ってるやつなんていないじゃん。
音楽室か……。
「いらっしゃいませ」
「!???」
美麗集団。
ここもまたきっとあの人達みたいな……。
「男だからってお客さんなんだから」
飛び切り美形な人がそういってこっちに来た。
にこりと笑って。
なんか今までの人達とちがうような……。
「郷に入れば郷に従え」
えっ……。
さっき感じたのはなんだったんだろう?
こんな人だったの??
まぁいいや。
なんか楽しそう。
この学校にもこういう人いたんだ。
特待生だから名前を知っててくれた。
けれど、対等に(?)扱ってくれる変な人たち。
なんか楽しそう。
ずっとこのままでも……。
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